HiryUP blog

香山飛龍/VC Corbas DN3🇫🇷 /U23②/20歳/プロフェッショナルを目指してフランスで活動しています。レポートや日常、意見を書きます。

2020/12/3 進む

こんにちは。香山です。

 

怪我が治らない事、自分の気持ち、色々な要素が絡んで、11月後半にかけて物凄く悩みに悩んだ約1か月となりました。


気持ちがどうしても重くて、とりあえず最低限トレーニングは取り組むけどそれ以外に楽しむなんていう気持ちは消えている時間が多かったように感じます。

 

気持ちが重くて自転車に乗ってもトレーニング出来ない日が、人生で初めてありました。
初めての挫折感、希望が持てない状態。

なんとかならない、将来やばいという焦燥感。逃げるような選択肢をいくつも並べて、1人でずっとグルグルしていました。


でも少しずつやっと本当の気持ちとか、やらなきゃいけない事とかに気づき始めて。自分が決めた本質。こだわった部分。ヨーロッパのレース。


やっぱりまだまだ満足するところに行きつくまで自転車ロードレースをやって、結果がどうであれ自分が描いた人生の一段階目を完成させないといけない。


怪我は治るかわからない。物凄く怖いし、不安だし、ストレスのかかる状態,時間が長引くと思います。でも終わる時ではないと、経験してそう思いました。


これから判断や決断が加速していくと思います。何が一番最優先で、何が一番しなければならないのか。


まずは怪我を治す事。


まだ進めてる段階だけど、そんな整理がついてきて前を向き始めているので文章にしてみました。

 

 

...と暗くなりすぎて、俺やばすぎたな...と思っています。なんかせっかく環境や新天地の楽しさを求めて山梨に来たのに、ずっと鬱かよと思われると悲しいので楽しかった事も載せていきます。😁皆さん付き合ってくれてありがとう。


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【楽しい回復走】

あいちゃん、斎藤さん、中山さんと。特に出会ってすぐの斎藤さんはこの日に転勤のお引っ越し。楽しかったです。ありがとうございました!

 

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【美しい紅葉】

一番綺麗な時期もバッチリ見ることが出来ました。


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【トレーニング後の女子会に呼ばれる】

嬉しくなって「いきます!」と言ったものの、トレーニングが長引いて遅刻。お二方ごめんなさい😑
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【????】

仕打ちとは言え流石にこれは...👮‍♂️👮

 

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【友達とキャンプ】

一番病んでたときに、気をつかわせちゃってごめん。でも、怪我の事も聞いてくれて嬉しかった。通信制限で何にもアップ出来ず😗みんなともいきたいな。

 

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【本栖湖】

綺麗でした。またいこう。

 

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【クソフト】

やる気がでなくて、何にも出来なかったので、やばと思い気晴らしドライブに行って購入。なんか、これが売れるなら人生なんとかなるか😂とか思った。悔しいけど美味しかった。


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【日産プリメーラ】

いつも生活から気晴らしまで、付き合ってくれる最高の車。燃費悪すぎてちょっとうるさいけど(😂)。クイックで楽しいクルマ。これがなかったらと思うと...。

 

 

病んでて迷惑かけた方々には謝りたいです。ごめんなさい。色んな間違いや、迷惑かけたり、心配かけたりしました。それでも友達でいてくれたり、応援してくれたりしてくれてありがとう。

 

とりあえず頑張ります😆

2020/11/14 山梨入りと怪我と心

 

こんにちは。香山です。


先日13日、無事に山梨県の甲府市に一時的に引っ越しを致しました。

引っ越しと言っても、短期間安いアパートを借りて今冬季トレーニングを積む拠点にするというものです。


自費による活動の為、本来の冬に比べて大幅にコストオーバーである事は確実ですが、美しい練習環境を手に入れる事が出来ました。お金の面で凄く贅沢で、現状自分の力意外に甘えた歓楽的な選択である自覚はしています。


しかし、U23の3年目に差し掛かろうとしている今、どうしても満足にトレーニングが出来る環境が欲しかった、それが本音です。後にブログ記事にする予定ですが、怪我の症状が良くなってきている事も気持ちとして重なっているのです。

 

少し話は飛びますが僕は基本的にポジティブでやる気が途絶えにくく、のめりこむタイプだと自覚しています。

 

しかし、今回は怪我により、人生初の『やりたい事がどうしても出来ない』という事を経験しています。

そしてそうなった結果、上記のメリットとは逆転して一気にネガティブに、色々な事に対して散漫になる事を初めて知りました。


やる気が途絶えるどころか、気持ちは深く沈み、よく泣いてしまう。今後の身の振り方を考えたり、将来に活路を見出せなかったりもします。自分に大丈夫と強く言い聞かせて、出来るだけ前向きに活動していましたが、どうも何事にも集中力が欠けているような状態でした。


英語やフランス語の勉強も取り掛かれない、本も読む気がしない、映画も内容が頭に入ってこない、なんとなくだるくて時間通りに動けない。後回しも現実逃避も多くなる。


そんな感じでした。


やりたい事で自分が定めたハードルを越えられなかったり、充分に取り組めないとストレスを感じる傾向にあるのはわかっていましたが、それが半年間ともなると色々な感情が入り乱れました。

その乱れによって自分はこういう人間だという基盤みたいなのもぐらぐらして何とも言えない辛さがありました。

 


ですが、今はその原因の症状が良くなってきていて、痛みに悩むことなくトレーニングの幅を少しずつ増やせています。


わかっていたことですが、やる気も復活して、色々な事が明るく見えてきました。


語学力もドンドン伸ばしたいし、本も読んで知識を増やしたい。トレーニングもプロフェッショナル流に細かく丁寧に遂行したいし、ミスがあれば柔軟に修正したい。


そういった前向きな気持ちが、少しずつ確実に戻ってきています。


それに対して山梨というトレーニング環境がマッチしている感覚があります。家から15分で既に峠を登っているのです。妥協のない環境は僕にとって幸せ以外の何物でもありません。

山梨の皆さんにも良くして頂いて、僕は人と接して学ぶことが本当に好きなので幸せです。


バイクセッションとしてLSDはこなせるので、ここからはウォーキング-ジョギング-ランニング(トレイルラン)だったり、スイミング、体幹トレーニングなど山梨の環境をフル活用して段階的に取り入れていけたらと考えています。

 


怪我をした後にやってきた事も決して無駄じゃない。それも理解しています。なにより僕なりに腐らず、やれる事はやりました。

 

しかし僕にとって人生は、今のように少しずつでも確実に前に進んでいく事、そしてそれを実感出来る事こそ幸せだと思うのです。


まだまだ気は抜かないし、完治したわけでもありません。今まで通り一筋縄ではいかないだろうし、まだまだ解明にたどり着いたわけでもありません。


まだまだ漠然と不安になったりすることもありますが、少しずつ自分に嘘つくことなく前を向き始められていると思います。

日々の皆様の応援やサポートが励みになっています。自分なりに活路を見いだしてトライしていきますので。今後とも見守っていただけたら幸いです。


もう一段階集中力を復活させて参ります。


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【峠だらけの環境は僕にとって天国🤤】

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【綺麗な景色と空気は心が回復する🤤】

2020/11/1 冬季山梨移住計画 ライドイベント

ご無沙汰しております、香山です。

 

日本に帰国してから、充分にシーズンオフの休暇を過ごしていました。

 

今日は自転車生活の再開という事でYCP(NPO法人やまなしサイクルプロジェクト)様が運営する Greater Mt.Fuji Ride Vol.4 峡南の陣というライドイベントに参加させて頂きました。

 

と言いますのも、自分は今冬季は山梨県で活動する事に興味を持っていまして、今回のイベントは現地の人々との交流の場として自分にとってバッチリなものだったのです。

イベントを教えてくれた仲谷さん(妖怪つけまつげさん)、ありがとう。

 

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【良い天気でした】

 

U23も来年で3年目の自分にとってはやはり良い環境でトレーニングを積むことがマスト。(フランスや山中湖に在住してつくづく思いました。)

 

山梨県は何かとご縁があって知り合いや友達もいますし、なにより練習環境が素晴らしいです。山中湖に在住していたときも甲府に練習に行ったことがあって、山岳を中心に良い環境と思っていました。

 

怪我の件や歯の矯正の件で実家へのアクセスが近いことも条件だったので、そこもビンゴという形でした。

 

今現在まだ正式な日程はわかりませんが、住む方向性で計画を立てています。(同時にバイトとかありましたら募集しております😆)

 

前置きが長くなりましたが、今日はそんな意味合いも込められた、YCPさんのライドイベントに参加してきました。


いつもは自転車とはトレーニング/回復/レースという向き合い方なので、たま~にはこういったコミニュティとしての自転車もリフレッシュになり、凄く懐かしい気持ちになりました。

 

2週間+αの期間自転車に触れないオフを取っていたので、久しぶりの自転車ライドは尚更新鮮でした。やっぱりライドは最高😆

 

多くの方が初対面にも関わらずたくさん接して下さって、大変温かく感じました。


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【山梨なのに横浜の話で盛り上がったり】

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【どういう絵?みたいな😂】

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【山梨の山岳はやっぱり素敵】

 

Youcanの店長の高野さんが横浜高校自転車部のOBだと知ってびっくりしたり、意外と皆さん神奈川/尾根幹やランド坂などに詳しかったりと色々な発見がありました。笑

 

仲間たちはみんなレースに参加していて、「良いなぁ~楽しそうだなぁ」なんて気持ちもありますが、自分はまだまだ最優先で怪我と向き合わなければなりませんので、少しずつでも確実に進んでいきます。

勿論目標は来シーズンのカムバック。引き続き頑張ります。

 

今日は本当にありがとうございました。また見かけたらお気軽にお声かけ下さい😂👌

 

P.s. 甲府の方に住んだ際には平井君、哲夫さん、武山さん、依田さん、おっぺいさん、等々是非とも練習宜しくお願い致します。😁

14/10/2020 レースシーズン終了

 

こんにちは。香山です。

 

多くの選手がそうであるように、僕も先週末からオフに入りました。

オフに入ると時間に更に余裕があるなぁ…なんて感じてしまうのでブログも細かく更新していこうと思います。

 

今回は軽い振り返りというか気持ちの反省をしていこうと思います。

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【🍂🍁】

というのも今年はとてもクレイジーな1年で、コロナの影響に加えて怪我が絡む始末でした。

そのせいで年間を通しての走行距離・レース数が少ないのは前提(皆同じなので)として、本来やるべきトレーニングが出来ない事や、レースに関してもフルな状態で参戦出来ない事など今までとは根本的に異なるシーズンとなりました。

 

サイクルロードレースっていうのは非常にタフな世界で、去年に別府選手と走ったときに言われた『残ったやつがプロになる』っていう言葉が強く意識されるような、そんなシーズンでした。

勿論選手である以上 結果・リザルト が全てを決定する世界で、本当に結果的にはそこだけなのも事実です。

しかしそこまでのプロセスで多くの選手が色々な事情で姿を消すのもまた、事実です。


だからこそ一回決断してからは意地でもやりきろうと、粘ってやろうって気持ちが強くて、今年は取り組みました。

まだ消えたくない。まだまだヨーロッパのサーキットでやってやりたい事がたくさんあるっていう気持ちがとても強くてそれを芯にずっと持って挑みました。

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【去年の写真。また大きいレースで全力を出しきりたい】


本当の気持ちとしては毎回 脇腹が 怪我が 原因はわからない なんて言い訳も説明も本当に嫌で、正直に辛かったです。

 

見てるほうもつまらないでしょうし、やっぱ僕自身ポジティブな話題が大好きなのでそう感じてしまいます。

だから自分の気持ちの悪循環を作らないように、今年後半はsnsの更新は最低限(雑でつまらなかったと思います😂)、とにかく目前の事に集中していました。

 

現実問題来年シーズンに入るまで克服できなかったら本当にヤバいなとか、考えないわけでもありません。

でもその度に克服するぞ!と奮い立たせてやってきて、意外と自分で自分を奮い立たせるのは得意だな、とか細かい変な発見もあったりしました(笑)。

 

 

勿論それは怪我をしてからの後半戦の話で、前半戦は異常なくらいモチベーションを発揮していたと思います。

勿論それがコントロール出来てなくて、身体を壊した原因の一つ、反省点だとは感じています。


でも大好きなロードレースに対して、こんな状況でもこんなにやりきれるんだと、心の自信には繋がっているのも事実です。

強くなりたくて、止まってしまうのが物凄く恐怖に感じていました。常にヨーロッパのエリートナショナルカテゴリーの走りを思い出して、まだまだ強くならないと通用しないぞ、と日々悪循環で鞭を打ちすぎました。

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【もはやトラウマ😂👌】


きっと僕はやるべきことに対して冷静を装っても、内心の焦りが強すぎてやりすぎてしまう傾向があるみたいです。やっぱり何事も焦るのは良くない。そう感じました。


だから今年は一旦冷静に、焦りすぎず、我慢しすぎず。落ち着いて物事に取り組むようにトライしてみました。

こんな経験も道から逸れたから出来たのかなとか思います。


だから一旦オフで心を休ませて、プランを立てて来年こそは最善のスタートを切れるように進めていきます。いまはそんなワクワクした気持ちが強いです。

 

12/10/2020 最悪から一転、素敵な出会い

こんにちは。香山です。

 

最近はレース最終戦がcovidの影響で中止になりシーズンが終わったので、帰国までは秋のフランス・ローヌアルプ地方を楽しむライド(😆)を行っていたのですが、まさかの最終日に標高1200mの山岳地帯でスコール(天候の激変)に遭遇。

 

シーズンの事、怪我の事、(最近は集中する為に疎かにしていた)近状とか、書きたい事はたくさんあるのですが、今回は率先してこの昨日のエピソードを書きます!

 

ー

 

山の天候やシチュエーションが時に命に関わるのは割りと意識していて、最低限のノーレイン防寒具を持つ、エマージェンシーカードや情報を所持するなど気を付けてはいたのですが、今回もやってしまいました。

(前回は去年の冬に雪が降る中、大垂水峠に行って凍傷になりかけた話😩)

 

前回の大垂水峠はただのアホとしか言い様がないですが、今回はまさかのスコールに遭遇。


いきなり気温が0℃になり、強い風と雨/雹と霧が発生。

レースでも経験しているし、スコールは割りとすぐ去ることが多い事から最初は冷静だったのですが、寧ろ段々悪化していく天候に青ざめていきました。

 

色々と頭を使いましたが、雨宿りしても濡れた状態かつ標高が高く気温が低いので逆効果だし、ルートを変更して最短で標高を下げるためにはst etienneまで山を登って下る必要がありました。


そのうちに体温が一瞬で奪われ、しばらくすると凍傷の軽い初期症状(身体末端の血管が閉じて痺れが発生する)が出始めた為、自走は諦めてヒッチハイクを決断。

 

通りすがりの車に手をあげて必死にアピールすると、あまりの天候だった為か一発で理解してくれて、すぐ止まってくれました。

 

事情を話すと承諾してくれて、連れていってくれる事に。しかも話を進めるとなんとcorbas在住の夫婦さんで、これからcorbasに帰る途中だったとの事でした。(この峠からcorbasまでは100km離れている)

 

強く感謝を伝えて、乗り込むと安堵で本当に本当にホッとしました。それからはたくさん会話をして、メールアドレスも交換してお別れに。帰路の途中に家があったので、結果的に家まで送って頂いてしまいました。

 

本当に助かったし、もしもずっと1人だったら、まともな判断が出来ていなかったからと思うとゾッとします。

いくら急な天候の変化だったとは言え結果的には自分のミスですし、今まで以上に慎重になるべきだと強く思いました。

 

そして、僕も困っている人には今まで以上に手を差しのべられる、素敵な人になろうと思いました。


tour de franceに出て私たちに自慢させてくれれば良いよ(笑)と言ってくれましたが、本気に受け取っていますし、忘れません。

 

色々な方々に助けられて(助けられっぱなしで)成り立っている人生、そしてフランスの生活。
温かいフランスをますます好きになる、結果的には素敵な出会いでした。

 

心からありがとうございました。

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【DamienさんとNadineさん😆】

【report】26-27/09/2020 2,3,j gp de chateaunef - gp de allan

Gp de chateaunef 

►Category 2,3,j
►Distance 12km x7 84km
►Up 1456m↑
►Results  2eme

 

 

【コース】


去年走ったことのある上り下り平坦がオールラウンドに混ざったレイアウト。特に最後はGPMを越えて下り、ストレートな車一台分の石畳(市街なので整ってはいる)に突入。右に90度曲がり150m程のスプリントでフィニッシュ。


登りは二回とも2km程、メインの平坦は大通りで追い風基調だったので60km/hオーバーだった。逆にフィニッシュライン後の平坦は向かい風横風だったので最低限力を使う事となった。(それでもうまくアドバンテージを生み出した実感はある)

 

 

【展開】


1週目から落ち着いて手遅れにならないように集団の動きを見た。最初は人数が100人オーバーだったため落車があったりカオスで、カテ1以上と違ってプロトンを信用しきれない感覚はあったが冷静に進められた。


最初の逃げは明らかにうまく回っていないのとタイム差が広がる素振りすらないので見ていた。(チームメイトが入っていた上、常に15~20秒ほど)


3周目の最初の登りで逃げをキャッチすると共にアタックがかかる。決まる確率の高い力業のアタックだったのでこれにしっかり反応し一気に逃げが出来上がった。


協調体制もしっかり組めて最初はプロトンが必死に追っているもののタイム差が縮まらない印象を受けた。常に20秒ほどだったがカテ2はある所までいくとプロトンが力尽きる事を知っていたので回し続けた。


しかし4周目の登りで1人の選手(今回勝った選手)が短期で合流。そのままペースアップとなり1人ドロップ。そこからは一気にいける確率が高いと感じたので適度に休みつつしっかり踏んだ。


登りはうまく立ち回って他の選手に任せる事が出来たので回復できた。平坦は負担になりすぎない程度でもしっかり回せるのでそれは良かった。


残り1周まではしっかり協調が組めていたものの最終周の最初の登りで優勝した選手がアタック。これは本気で踏んで反応。数人対応できずこの時点で6人になった。


そこから平坦・登りと大きなアクションはなく、しっかり警戒しながら進む。去年の経験から最後の下りをトップで行くのが一番勝率が高いと感じていたので逆算してしっかり登りはフォローに入る事に。


GPMまで残り600でアタックがあったので無理なく反応。その後も二段階のアタックに備えたがそのままだったので下りの始まりでアタックするようにポジションを上げる。


固く二番手で下り、テクニカルな部分が終わった瞬間力を入れてアタック。これで下りの最終セクション、細いストレートに入るつもりだったが右から優勝した選手に並ばれてしまう。(おそらくこの時点で後ろは離れていた。)


ビビらず踏んだが、彼も良いスキルを持っていてギリギリ前に出られてしまった。そのままホイールをフォローしながら最終コーナーを終え、スプリントへ。


スリップに入り、やれる事はやったが後あと数センチの差で負けてしまった。f:id:hiryubmc02:20201003200314j:image

【2位】

 

 

【考察】


まずこの日に関しては脇腹の痛みが最小限しか出なかったのが救いだった。だから落ち着いていられたし、今持っているパフォーマンスをそのまま発揮できた感覚があった。


しかし全くなかったわけではなく、今回はまた腹筋が痛むような感覚に襲われた。勿論頻度も以前に比べれば可愛いもの。

ただアタックに反応した時は腹筋付近から筋肉痛みたいな違和感が出て、「こんなん可愛いもんだ~」と思って踏んだのは記憶に残っている。事実勝負はできたので痛みは小さいし、レース後も問題はなかった。


内容に関しては去年に比べて格段にスマートだったと思う。無駄な力は使わなかったし、ただひとつ最後の下りのアタックで並ばれたのが最大の誤算だった。

そのあとも集中してコーナーもパスしスプリントも行えたが勝てなかった。たった数センチの差だろうとそれがすべて。

今回こそスッキリ負けたのも久しぶりで、だからこそ悔しい。選手である以上ここで勝てないといけない。チャンスは無限にない。そんな事が頭を駆け巡った。


今回はレイアウト的に確実に先頭でコーナーに侵入する必要があった。そのミスが響いた。

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GP  de allan

►category 2,3,j

►distance  26km x4  102km
►up 1000m
►results 15-20e

 

 

【コース】


去年とレイアウトが大幅に変わっていて平坦のレースになっていた。
概ねずっと大きい道路でgpmのみ入口が狭い左折。フィニッシュ1km前からは村に入るので狭く4か所のラウンドアバウト、コーナーの連続だった。

 

 

【展開】


この日はスタートが早く、気温は6~8度しかなかった。雨も降りそう(予報はまちまち)で着込んだが、結局レース中は晴れてしまい大半を脱ぐことに。


最初はプロトンで舞っていて、中盤に逃げが発生した。しかし前日強かった選手が見送っていたのでそれには反応しないで待機してしまった。


そのまま最終周回に向けて前日の優勝者のチームが上げていくが縮まりきらない。gpmに入るタイミングで麓からアタックし、精鋭の追走を作る事に成功したが、最後は5秒ほどの差で逃げ切られてしまった。


また最後のスプリントも最後のセクションで前に数人入られてしまいそのまま一人パスしてスプリントという集中力に欠けるものになってしまった。

 

 

【考察】


色々と甘かった。前日に引き続き痛みは可愛いものだったが、展開は全く良くなかった。前日負けたと言えど大きな力の差はないわけだし、しっかり逃げに積極的に入ってチャンスを作っていく事が重要だったと反省。


これがカテ1以上なら理解できる部分もあるが、前日に逃げを決めたようにこれはカテ2。逃げが出来たなら展開に当てはまっていく事が必要だった。


また最後のスプリントも、もう繰り返さないようにしないといけない。仮に勝ちには絡めなかったとしてもしっかりプロトンの頭をとる事は勝ちのシチュエーションのトレーニングになる。重要性をしっかり反省していく必要がある。

25/09/2020 気持ち

 

 

シーズンが終わろうとしている。気持ち的には複雑で、怪我に悩まされ続けて終わってしまうという現実と、その怪我が悪化を辿っていないという現状がただ漠然と頭の中にある。


怪我の症状が現れてからの一か月に比べたら身体は大幅な回復傾向を見せてくれていて、今週は満足のいく強度、レースとインターバルトレーニングを含め達成することが出来た。


先週のレースはインターバルトレーニングが不足している現状がそのまま形となってしまって現れた。しかしそこでインターバル域をやりきって回復した事により今はとても感覚が良い。パワーの値は勿論、脚の反応がとてもフレッシュで楽しいのが最高だ。やっぱロードレースはフルガスじゃないと。


そんな感覚の中で今週は今まで自分が合格レベルと定めていた練習が仲間と出来て、とても幸せだった。


勿論インターバル域をすると痛むには痛むのだが、確実に痛みの強さが低下しているという事と回復のスピードが上がっているという事も注目したい。 

 

勿論最善は‟痛みを発生させない事”である事には変わりないのだが、しっかり100%に近い出力域でのインターバルをかけてもこの程度の痛みというのは自分にとっては無視できない、驚きの事実だ。

 

 


6月、最初はレースで痛みが出てフィニッシュ後は動けず、レース翌日~3日間は日常生活で歩くだけで脇腹が強く痛むような状態だったが、今はその時から明らかに変化を見せている。

レース翌日にテンポ強度のロングライドが出来たし、日常生活では一切問題は無くなった。

こういった前向き要素は確実に完治に至るまで自分を奮い立たせてくれると思う。


ただ、冒頭に書いたようにシーズンはもう終わりを迎える。


オフをたくさん取って身体を休ませれば怪我とは無縁のレース活動が再開できるのか、それともまだまだ戦いは続くのか。そんな不安が付きまとうからオフを心の底から楽しむのは正直難しそうだ。


シーズンオフを直前にしているのに、コロナが始まったあの時期からの‟出し切って戦いたい"という願望が拭いきれない。

去年のようにエリートナショナルカテゴリーで身体の芯まで出し切ってフィニッシュラインを越えたいというのは本音だ。


そんな引きも切らず続くモチベーションに近い気持ちが今年はぶつけられていない。

こんな経験は初めてだし、正直に言ってロードレース経験の中でまっすぐ上を向いて成長出来なかった初めの年だ。


でも、だからこれからも妥協無くやる事はしっかりやるし、過度な現実逃避もしない。

 

これがネオプロ契約後の出来事だったらと思うともっとゾッとするし、アマチュアのうちに下準備を済ませるという目的からは大きく逸れていない。(ヨーロッパ文化、言語、経験、すべてが選手の価値として不利に働かないように吸収する)。それが怪我だったとしても。

 


だから漠然とだけど、前は向き続けられている。同時に負け続けるのなんて絶対に御免なので、治った暁には度肝抜いて見せるという気持ちがどんどん強くなる。


明日はそんなシーズン最終盤のレース。やれる事は全部やってきます。


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【TTバイクのトレーニングも再開。やっぱり気持ちいいな】

【report】20/09/2020 2,3,j gp de bourg les valence

Category  2,3,j
Distance 5.5k x17 93km
up 326m
result peloton finish

 

 

コース


ベルギーのケルメスを彷彿とさせるフラットなコース。また一か所は狭いタイトコーナーの立ち上がりから一本道で完全な横風になっているのがポイントだった。


難しい箇所はないものの、インターバルが何回もかかる完全なスピードコース。

 

 

展開


レースとしては最序盤に出来た逃げがそのまま大差をつけてフィニッシュに行く展開となった。

自分は最初の15~20分は痛みが出てしまったのもあって集団でゆっくりしていた。今回は何と左サイドが痛んでしまったのには驚いたが、かなり強い痛みではなかった上、数分で収まった。

今回はそれ以降は痛みは無かったのだが、勝ちを狙う場合の展開的には惜しい部分で動けなかったといえる。


集団も常にハイスピードで進み常に一直線上な印象を受けた。逃げにチームメイトが2人入っていたのも相まって集団で待機する事に。しかし痛みの影響でインターバルトレーニングが過度に不足している為か、カテゴリー2と言えど余裕は全く無かった。


痛みが出ないという因果関係からエンデュランス系は充分以上に取り組めているので決して千切れる事は無いが、アタックが連発する先頭には行けても維持が難しく感じ、モヤモヤした。(いつもなら前方で待機したと当たり前に書けるのに。)


また常に一直線状のプロトンだったため、上がるのには力を使うかタイミングを見定める必要があり、自分の状態のせいも相まって苦しいものとなった。


横風のレースなのに常に前方というよりは寧ろ後方、中切れをパスしていくなんていう無駄足もわかってても使ってしまう辛いレースだった。

しかし千切れる事は無く、エンデュランス系が充分でインターバル系が欠けているからこその生き地獄のような状態が続いた。今回はそのせいもあって2hのNPは271w(4.9w/kg)。


終盤に向けて人数を減らし、プロトンはスプリントとなった。自分は三番手に着けていたが、脚も無くなっていてズブズブな結果になってしまった。

 

 

考察


現段階では対称的な2つの考え方がある。一つ目は痛みが序盤の最小限で済み、厳しいインターバルをレース強度で無事に行えたこと。

これは大きな要素で、いつもレース強度だと痛みが発生する確率が高く、最後までこなせない・痛みによるパフォーマンスの劇的な低下が見られた。

また基本的にインターバルをトレーニングで取り入れる際は~80%に制限するなど工夫してやっとの範疇を越えられていなかった。しかし今回はレース強度の中でそれを完遂する事は出来た。これはやり方や状態・シチュエーションによってはインターバルトレーニングが可能という事にも繋がる。


また左側が痛んだことに関しては個人的には正常だと思う。診察の後整体に通い左右差を取ってもらい、ストレッチやライド時・生活時も気にかけてきた。

左右差が無いのであれば箇所的に左右に症状が現れる事は不思議ではない。まだ新たなデータに過ぎないが、アクションに変化があったのは確かだ。そして症状が弱く、短時間だったのも気になるところ。

 

そしてもう一つは上記でも触れたように単純なインターバルトレーニングの不足による厳しさ。怪我のせいで回数・クオリティが劇的に下がっているのは自覚している。

しかしここまで本当に練習で出来てない事は本番でも出来ないが具体化したのも初めてだ。ジュニアの選手が沢山いる中ボコボコに引きずりまわされるのは正直いってかなり悔しい。というかあり得ない。


しかし今回は仕方がなかった。普段できる走り(インターバルは勿論、前にいる事、逃げに反応する事)が出来なかった。悔しいけど今だけは素直に飲むしかない。

決して悪化したり、大きな後戻りをしているわけではなく、悔しい中小さく小さく前進はしている。